市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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思いつくままに15

4、キャンバスとの対話
 音楽を聴いたりして、試みに抽象絵画を描いて見た人は、思ったより簡単に抽象絵画が描けたので驚きます。なんとなく塗りたい色を描きたい形に描いてみても、多くの方がなんとなく抽象絵画らしいものを作り出します。そこで喜んでもっと描いてみようかと思いますが、小さいものなら良いのですが、少し大きな画面に描こうとするとどうもうまく行かない。それを未熟な腕(技術)のせいにしたり、イメージの貧困や感覚の鈍さのせいにして、やはり「抽象は私には無理よ」とあきらめてしまう人が多いようです。
 そこで先に書いたイキアタリバッタリズム。と、行きたいところだがこれもなかなか思うようには行かい。イメージが思うように湧いてこない。膨らんでこない。何か頼りなくなってしまって、どこにどう塗れば良いのかわからなくなってしまう。
 
 キャンバスが、相手として立ちはだかってくるのです。「そんなやわな塗り方ではだめよ」と言うように、キャンバスが受け付けてくれないのです。私もしばしば陥るキャンバスとの睨めっこ。あるいは描けば描くほど面白くなくなる状況。考えてみるとどうもここに一つ、本来技術には無縁のはずの抽象絵画にも必要な「技術」とでもいうべきものが介在しているようです。
 それは空間処理とか構図とか構成とか造形性などと呼ばれている問題と、その処理能力です。キャンバスと言う空間全体の中で、色も形も生きて用いられのでなければ、空間としてのまとまりや緊張感が生まれてくれないから、いつまで経ってもその画面は脆弱で、描く本人にも一向につまらない空間としてしか表れて来ず。自然やる気を失ってしまう。
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テーマ:抽象絵画のすすめ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/12/20(水) 09:42:48|
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