市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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思いつくままに12

3、中身が問題
 先に、音楽を聴いて色と形で表すことをお勧めしました。クレーやカンディンスキーも音楽的なイメージを多く表現しています。今でも多くの抽象画家が音楽を聴きながらそのリズムに乗って制作していると聞きます。音楽の題名そのままを画題にした作品にもたまに出会います。
 私もそのときの気分によりますが、しばしばステレオを鳴らしながらキャンバスに向かいます。必ずしもその音楽のイメージを表現すると言うのではなくて、音楽のリズムに乗って自分の勝手なイメージを引き出していると言ういる場合の方が多いのですが。
 目に見えない音楽は確かに抽象絵画の主題にしやすいものです。もっとも何かに対する怒りとか強い愛情とかの情動、幸福な気分や陰隠滅滅たる気分などなども一定のイメージを生み出してくれることが多いです。
 File0330.jpg
04‐5・たじろぐ(F200号) クリックして見てください
 イメージと言う言葉があります。いろいろな使い方があるでしょうが、心のなかに浮かんでくる映像などの意味でよく使われます。彼女のイメージと言うと彼女の現実の姿形のことでも良いはずですが、一般には記憶によって思い返される姿形や、想像の中に浮かんでくる彼女の姿形をさすのが普通でしょう。
 絵画において「表現されるべきもの」も一般的にイメージという言葉で表されます。デッサンや写生においても、見えるままそっくり描くよりも対象を見つめた結果に生じる内面的なイメージを描く方が個性的で端的な表現になりますから、現代ではそのよな表現が多くなっています。
 イメージには彼女の姿のように具体的な対象があって、それが記憶などの形で心の中に反映している場合もありますが、もっと漠然としたものの方が多いでしょう。音楽や風や嵐と言ったもともと形の無いもののイメージもあれば、そのときの気分から浮かび上がってくる独特の色彩や形などのイメージもありますし、長い人生や情報の渦の中で積み重なってきた多くの記憶のごちゃ混ぜから生じるイメージもあるでしょう。言葉では表しきれないこのような漠然としたイメージを表現するのに、抽象絵画は最も自由で直接的に表現できるジャンルだと思います。
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テーマ:抽象絵画のすすめ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/12/15(金) 10:27:05|
  2. 絵画入門
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

コメント

はじめまして。私も、抽象画を描いてます。ちなみに、中二です。抽象画って良いですよねぇー。なんたって、自分の感情などを表現できますからね。
  1. 2006/12/15(金) 19:53:02 |
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  3. 琥珀 #-
  4. [ 編集]

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