市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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思いつくままに2

 美術館に行くのは決して教養などと言うものを身につけるためではありません。ましてやそれをひけらかすためなどではありません。それは古今東西の優れて感受性の豊かな人たちの表現を受け取りに行くのです。手紙を受け取るように、本を読んだり音楽を聴いたりするのと同じように、それらの人と作品を通して伝わってくる感動を共有することで、広く大きな心の世界に浸ると言う根源的な楽しみを得ることができるから、美術館にいくのです。
 しかし絵画を表現として受け取れない人も少なくありません。壁にかける装飾品、家具の一種くらいにしか思っていない人も多いのではないですか。そういう人にゴッホの絵を見て感動しろと言っても無理です。そっくりに描けてないから下手なんだなどというのです。ましてやピカソや抽象絵画にいたっては、何がなんだかわからないことになります。
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吉田敦彦 02-11・死ぬな クリックしてみてください

言葉に表せない感動、驚きや喜びや悲しみやその他諸々があるから、それを表そうとして絵を描いているのです。言葉に表せない心の動きを無理に言葉の表そうとすると、「ただなんとなく」としか言いようが無いのです。
 それではいい加減だと言われてしまって相手にしてもらえないから、うまく言葉で表せないことが溜まってしまって、心の中に鬱積して行って、そのうちそれがぷつんと切れてしまって、他人や自分を殺したりすることにもなりかねないのです。ことに語彙の貧困な若い世代にはしばしば鬱憤を、訳のわからない反抗やむちゃくちゃな暴走やいじめだとかで晴らそうとする傾向がでます。あれらもいわば下手な表現の一種なのだと思って対応していくとよいのですが、大人はまたそこですぐ言葉で説明させようとするからまた堂々巡りに落ち込んで悪い子が悪い子から抜け出せなくなるのです。
 オットいけません、語彙の貧困は若い世代に限ったことではありませんでした。また、口ばかり達者で心にも無いことを平気で言って、世の中を混乱させる大人たちも結構多いのでした。
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  1. 2006/11/27(月) 09:24:34|
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