市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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形について3

「デッサンのすすめ」にも構成練習の例がありましたが、ここでもしばらく線を使った構成感覚のトレーニングを試みて見ましょう。
 線というものは形体の最も基本的な素材であり要素です。何を描くにもまず線から入るのが普通ですし、人間のあらゆる形体の認識もまず線で行うらしいのです。そういう線ですから線の動き次第で空間の表情が決まります。
 整然とした秩序ある空間も作れますし、流動感を生み出したりリズミカルな軽快感を生み出したりもします。線の使い方に慣れることが空間の使い方に慣れることだともいえるようです。
 まずは平行線。同じ方向に引かれた何本かの線。これがなかなかの曲者で、一本の線では何の意味も持たなかったものが、2本になったり3本になったりするとはっきりと表情が現れる。垂直線を並べるとか水平線を並べることからやって見ましょう。

 画面の大きさははがきくらいもあれば十分です。小さく切った画用紙でも良いし、画用紙の上に幾つかの枠をとっても良いでしょう。定規と先のとがった鉛筆を用意してください。
 まず垂直線だけを使ってこの小さな空間を、なんとなくでよいから自分にとって面白いなと思える空間に作り変えてみてください。線の本数や間隔や長さは自由に考えてください。単純な作業ですが、結構いろいろなバリエーションが作れると思います。全く自由気ままに描いていくのも良いですが、一定の規則性を持って描くことも出来ます。例えば長さをだんだん短くするとか間隔を一定の比例関係で変えていくとか。いろいろの変化を工夫して配列していけば、リズム感も生まれます。幾つか作ってみると、自分の好みの空間のイメージがつかめてくるのではないでしょうか。
 同じことを水平線でもやってみてください。垂直線のものと比べてみれば、それぞれの性格の違いが見えてくるでしょう。

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テーマ:抽象絵画のすすめ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/10/24(火) 09:43:54|
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