市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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色彩学⑤三原色と混合

 ちょっと塗り絵をして見ましょう。次の図と同じ形を画用紙に描いて絵の具で彩色してください。
File0268.jpg

 まず三原色を指定の位置にある程度丁寧に塗りこんでください。次いでその三つの色の間に、その両側の2色をほぼ等量混ぜた色を塗りこんでください。もしあれば、黄色はレモンイエローを青はコバルトブルーを使ってください。 赤と黄色の間にはだいだい色が黄色と青の間には緑が、青と赤の間には紫が出来ますね。それぞれに混色された色は少し濁って見えますが、いたし方ありません。もとの赤の絵の具は黄色みがありますし、青は赤味がかっているので、純粋な三原色の混色と言うわけには行きかねるのです。専門家用の絵の具にはあるはずですが赤はマゼンタ、青はシアン系の青(フタロシアニンブルーなど)を使えば純三原色に近いのですが。

 さてとにかくこれで、6色相環ができました。それぞれの元の色の増減でキミドリや黄ダイダイなどもできますので、色相環にある色は皆三原色から作ることができることになります。
 しかし色はもっともっとあります。茶色やえび茶色や黄土色や紺やオリーブ色などなど、そして灰色や黒は三原色でどうやって作ればよいのでしょうか。
それでは三原色を三つとも混ぜて出来た色を真ん中の円の中に塗ってみてください。どうでしょう。意外に暗い濁った色が出来たではないでしょうか。
 実は三原色の色をほぼ等量混ぜれば、黒に近い色が出来るはずです。赤を多めに入れればえび茶色になり、黄色を多くすれば黄土色になり、青を多くすれば紺になります。茶色ややオリーブ色も混ぜ方次第で出来るはずです。
 ピンクや水色などの明るい色は、水で薄めて白い紙の上に塗れば良いのです。そうすれば肌色やベージュ色や灰色も出来ますね。そして何も塗らない紙は白。
 と言うことで、赤(マゼンタ)黄(レモンイエロー)青(シアン)の三つの色があれば全ての色が作れるのです。三原色と言われる訳です。
 カラ-の印刷の写真などをルーペ(拡大鏡)で見ますと、この三原色の点々が見えてきます。もっとも近頃は黒をはっきりするために黒の点々も加えている場合が多いですが、基本的には三原色の点々の大きさと密度の組み合わせであらゆる色彩を生み出しているのがわかります。
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テーマ:抽象絵画のすすめ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/09/24(日) 10:09:06|
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