市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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三要素とは4

 ところでどの絵の具のセットにも入っているのに、この色相環に無い色があります。白と黒と茶色と黄土色です。白と黒は無彩色ですから色相とは無関係な色として他に置くとして、茶色はどうでしょう。先にダイダイ色に黒を混ぜると出来る色とありました。純色に無彩色を混ぜると明度と彩度が変わりますが、色相は変わりません。そこで茶色はダイダイ色の暗色と言うことになります。ダイダイ色に白を混ぜてできる肌色やサーモンピンクはダイダイの明色で、灰色を混ぜるとベージュやアイボリー系の色調が出来ますが、これらもやはり、ダイダイ色の濁色です。
 と言うことで一つの色相には明色、暗色、濁色の無数の段階の色が含まれることになります。そのようなそれぞれの色相から代表である純色だけを集めて、波長順に並べて環にした代表者会議のようなものが色相環というわけです。
 以上の三要素を組み合わせて明度のグレースケールを中心軸にして、それを色相環で取り囲み、外に行くほど彩度が高くなるようにあらゆる色彩を配置していくと、一つの立体が出来上がります。ひしゃげた球体です。これを色立体と呼びます。
 三要素を理解し色相環や色立体を頭の中に思い描けるようになっていると、いろいろな場合に応用が出来ます。簡単にまとめれば色立体の中で距離の近い色同士は性質も似ていると言うことで、調和しやすくまとめやすいと言うことですし、距離が離れていると性質が違ってきて調和しにくくなりきつい配色になると言うことです。

File0257.jpg

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テーマ:抽象絵画のすすめ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/08/31(木) 08:39:04|
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