市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

三要素とは3

色相
「いろあい」と言う言葉があって、そこからこの呼び名は来ているのですが、一般に赤とか青とか言う違いのことです。ですから色相とはイロアイの違いであるなどと言ったのでは説明になりません。
 正確に言うと光の波長の長短の問題として、考えられるべきものです。虹の七色とか分光器によって波長の順に現われる、きれいな多色の帯に見られる色彩の違いです。本来あらゆる色光の集合の結果として無色あるいは白色に見える太陽光線を、プリズムのガラスの屈折率の違いを利用してそれぞれの波長の違いで区別したものです。つまり波長の長い赤はガラスや水を通過する際にもあまり曲がらずに通過できますが、黄色の光はやや波長が短くなって曲がり方もやや大きくなると言ったことです。そのために虹やプリズム分光では、波長の長いものから短いものへ一定の順で、きちんと並んで現われます。それに従うと赤から始まってダイダイ黄色と進んで、緑から青を経て紫から赤紫に移り、もとの赤に戻るように見えるので、これを輪にしたものを「色相環」あるいは「色環」と呼びます。
 色相環は本来連続して変化する色彩の輪ですが、これを段階に分けて12色相環や24色相環として表示します。もとの三原色さえ知っていれば簡単に記憶できますので、是非6か12の色相環くらいは憶えておいてください。
 File0255.jpg

 三原色は三つの元になる色でこの三つさえあればどんな色でも作れると言うことで、絵の具の場合では赤と黄色と青で、印刷インキではマゼンタとイエローとシアンです。白い紙に塗って使うのだから白は紙の色で済ますとして、黒はこの三つから作れるでしょうか。三原色をいろいろ組み合わせて混合を試してみてください。赤と黄色を混ぜればだいだい色が出来、黄色と青を混ぜれば緑が出来、青と赤を混ぜれば紫が出来ますから、これでもう6色相環が出来ます。さらに12色相環にふやすには、六つの色の間にその両側の色の名前を組み合わせたものを入れていけば良いのです。この際三原色を前に立てるので、赤ダイダイ、黄ダイダイ、黄緑、青緑、青紫、赤紫となります。これで12色相環ですが、今では後に説明する補色の色を正反対の位置に置くために、赤ダイダイを削って緑と青の間に青緑と緑青の二つを入れて、12色相環としています。
File0256.jpg

スポンサーサイト

テーマ:抽象絵画のすすめ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/08/30(水) 09:00:54|
  2. 色彩
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://dantuku.blog59.fc2.com/tb.php/38-f8c01c75
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。