市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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2.入門・色彩学

 配色の練習をするに当たっては色彩の理論(科学)についてある程度の理解が必要です。なぜなら日常においては色彩は至極感覚的にしかとらえていないのが普通で、色彩の種類の分け方も厳密には出来ないからです。例えば赤と言う言葉で表せる色彩の範囲を考えて見てください。イチゴやりんごが赤いと言うのは良いとしても、柿も赤いと言いますし鯛も赤いと言いますね。あれは本当は朱やダイダイ色というべき色ではないですか。
 またエンジ色やタイシャ色やエビチャ色やカバ色などと区別されるはずの色も、一まとめに赤と呼ぶ場合が多いのです。またあなたの身の回りのものの色を全て、それが何色かいえますか。机の表面や床や畳表の色は何色と言うべきでしょうか。コーヒーと紅茶とコーラやビールの色の違いをどのように表したらよいでしょうか。
 そのようなあらゆる色をきちんと区別して使うために考えられたのが色彩の三要素あるいは三属性と言われているもので、それに基づいて論じられるのが色彩学という科学的な理論です。
 さてこの辺りでもうなんだか面倒くさそうだとか、胡散臭いとか思い始めている方が多いかもしれません。中学校や高校の美術の授業でも教えられることがあったかもしれなくて、いつもは楽しい美術の授業が理屈っぽいつまらない授業になったと思うような記憶があるかもしれません。しかしこれは色彩を扱う以上ある程度は理解しておかないと、色彩についての説明や理解が進まないのですし、配色などもやりにくいのです。しばらく辛抱して付き合ってください。
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テーマ:色彩学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/08/27(日) 09:34:02|
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