市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

色について⑥配色練習

 先に書いたとおり、私は青年期に一時期赤と黒という配色にとらわれていました。何を描くにもそれに近い配色にしました。大学の授業で作った石膏の女性の首の像を、真っ赤に塗って黒い台に載せて展示して、指導教師の顰蹙を買ったりしました。
 配色の好みについては、それぞれに個性的なものがあってよいのですが、色彩の表現性や美しさは多種多様にあるので、それらについて広く知ることも必要です。好きな色や配色を持つことも大切ですが、いろいろな色彩のいろいろな配色を一通り経験しておくことも必要です。
 そこで私は学校の授業では、48色の標準色紙を使った配色練習を生徒たちにやらせておりました。標準色紙ですからそれぞれに色彩学的に選ばれた色の紙で、一枚ごとに全部色が異なります。それを用いて、色の種類や切る形などの一定の条件を与えて配色練習をさせました。
 File0252.jpg


絵の具やポスターカラーでは色むらなどの問題があって手先の器用さによる影響が強く出ますので、制作時間の短縮のためもあって色紙を使ったのです。絵の具と違って切ったり貼ったりする前に比較検討が出来ますし、絵の具のように塗ったときと乾いたときの色の違いもありません。
 最近はコンピューターのソフトをうまく使えばディスプレー上での配色が簡単に経験できますからこれを利用するのも良いでしょう。
 水彩絵の具やポスターカラーを使う場合は絵の具をマットに使ってムラの出来ないよう丁寧に塗らねばなりません。クレヨンやパステルも安直に利用できますが、混色が限られますので色数の多いものが必要になります。
スポンサーサイト

テーマ:抽象絵画のすすめ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/08/23(水) 10:05:39|
  2. 絵画入門
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://dantuku.blog59.fc2.com/tb.php/34-3e1ef5a1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。