市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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色について⑤自然から学ぶ

 風景の写生をしていると、時々刻々山や海や木立の色調が変化するのにと惑わされます。木々の緑は樹種によっても季節によっても変わります。その上太陽の位置や雲の動きや風や湿度でどんどん変化します。描きにくいことですが、しかしそのような微妙な変化は自然の中でしか味わうことが出来ませんし、これに接することで色彩の微妙な性質や配色の妙を見につけることが出来ます。
 色彩と言うと配色練習や色彩学の勉強を思い浮かべるかもしれませんが、それ以前に自然の中での色彩経験の有無深浅が、その人の色彩感覚を大きく左右していることを忘れないで下さい。微妙なニュアンスの感覚や、奥深い感動に支えられた配色となると自然に学ぶしかないと思います。そしてやはり、自然の色彩に最も深く接する方法は写生です。
 ところで、写生の際には、陽光によって照らし出される自然の色彩と、絵の具の色彩は基本的に違うと言うこともしっかり頭に入れて置いてください。自然の色彩を、そっくりそのまま絵の具で表現することはできないのです。その上で自然のそれに近づける努力をすることで、観察も深まれば色彩についてのあるいは絵の具についての感覚と経験を深めることが出来るのです。
 
 色彩に対する感動はやはり、自然の中で得ることが多いのです。そして先述のように、感動によって深く明記された記憶はその後のその人の感動と判断を左右することになるのです。
 一日良いお天気の日に、好きな山なり林なり花なり海なりをじっくり写生する間には、多分大小数々の感動に出会うでしょうし、絵の具で表す苦労を十分に味わえるはずです。人の顔や肌も貴重な自然です。モデルになってくれる人がいなければ自分の顔でも良いではないですか。

20060820091048.jpg

武川真原から鳳凰山のスッケッチ(クリックして見てください)
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テーマ:抽象絵画のすすめ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/08/20(日) 09:05:53|
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