市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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描き方⑩ コラージュ

 フランス語のコレ(で貼った)が元になって出来た言葉です。紙だけのものはパピエコレなどとも言います。を使って張り合わせる技法のことです。絵の具で描く代わりに、いろいろなものをそのまま切り抜いて貼り付けてしまうのです。包み紙や色紙、布や新聞紙や写真や挿絵の切り抜きなどから、今では接着剤の進歩も手伝って、釘や空き缶のような金属やプラスチックの製品なども含めて貼り付けられるものなら何でもありということになってきています。
 写真や挿絵を使った場合は、切り抜き方と組み合わせ方によっては思いがけない奇妙な形のものが出来たりして、面白いものです。フォトモンタージュなどとも言います。
 平面を脱して、既成のものをそのまま集めて集合の効果を生かした立体作品はアッサンブラージュです。
 私もいろいろな技法を試みて来ましたが、手っ取り早くて効果的なのは、ドリッピングやマーブリングやデカルコマニー等の作品をいくつか作っておいて、それに雑誌の写真の切り抜きなどを加えて一枚のコラージュとしてまとめるやり方です。これなら全くの偶然性だけに頼るのではなく作者の主体的なセンスと判断力の入り込める余地も十分にあり、創造活動として楽しめます。

File0245.jpg


 さて以上で、鉛筆で形を取り絵の具で色を塗ると言う、一般的な描画技法とは異なる表現技術の主なものを挙げてきました。ここではまず実験的な遊びとして楽しんでいただければと思います。いずれも思いがけない新鮮な効果が出て、抽象的な形や色彩の面白さや美しさに親しんでいただけるのではないでしょうか。もちろん、このほかにもいくらでも新たな技法の開発は可能です。素材や用具も日進月歩ですし、画面も紙やキャンバスに限る必要なありません。最近ではコンピューターのディスプレー上に、大きな表現領域が広がってきてもいます。
File0246.jpg

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テーマ:抽象絵画のすすめ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/08/14(月) 08:32:55|
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