市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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描き方④マーブリング

 磨いた大理石の表面に表れるような、不定形の模様に似た形が得られることから、一般にマーブリングと言われています。墨流しとも言われるように、一番簡単なのは墨を使う方法です。墨汁でもかまいません。
 浅いバットに水を入れて平らに置きます。もちろん容器は洗面器やバケツやお菓子などの空き缶などでも十分です。墨を筆に付けて数滴水面上に垂らします。筆の先をちょっと水面上につけても良いのです。このとき水面に広がる薄い膜のようなものが問題なのです。水面下に沈んでいく墨汁の固まりはどうでも良いのです。筆の軸などで軽く水面をかき混ぜて油膜の形に変化を付けます。水面の形より一回り小さく切った紙をそっと水面上に浮かべます。
 浮かべた紙はすぐに取り上げて、流水でざっと水洗いしますと、油膜がそのまま紙の表面に移ったマーブリング模様が出来ています。新聞紙にはさんだり窓ガラスに貼り付けたりして乾かします。
 File0238.jpg

クリックして見てください

 これは小さなお子様相手の遊びとしても、喜ばれること請け合いです。黒一色だけなのと、一定以上の濃度が出ないのが難点ですが、自然で不思議な面白い形が出来ています。濃度を高めたいときはコピー機を使えば細部のニュアンスはやや失われますが、濃くはっきりしますし、拡大や縮小も出来ます。
 色彩を使いたい場合は、マーブリング用の色彩液を市販しています。また油性のインキや油絵の具を使う手もあります。がしかし結局一番ニュアンスの富んだ表現が得られるのは墨のようです。
 なお掻き回すときに気をつけていると、掻き回すものによっては油膜がさっと分かれてしまうことがあります。例えば指先を水面につけると、その周囲の油膜に空きが出来て白く抜けてしまいます。この効果を生かすと、必要に応じて白く抜くことが出来るようになって好都合です。石鹸にはこの効果がありますから、薄い石鹸液を付けた筆を用意して、墨を付けた筆と交互に水面に触れていくようにしてそれを繰り返していくと、同心円状の形が出来て、樹木の年輪のような形を作ることも可能です。
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テーマ:抽象絵画のすすめ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/08/09(水) 08:16:12|
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