市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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描き方①ドリッピング

 これを盛大にやって、それも徹底してやって、そのために全く新しい空間を生み出した者として、20世紀後半の現代美術の開拓者の第一人者として崇められている人に、ジャクソン・ポロックと言う人が居ります。アメリカで抽象表現主義の旋風をまき起こし、1956年に40代半ばで交通事故死してしまいました。
 彼の制作は床の上に広げられた巨大なキャンバスの上を飛び回りながら行われました。刷毛で振りまいたり、バケツや缶に入れられたペイントをキャンバス上の一面アチコチに撒き散らしながら走り回ったのです。それを見て人々はこのような描き方をする人をアクションペインターと名付けました。
 我々もやってみたいところですが、とりあえず普通の画用紙などでこじんまりとででも十分楽しめます。
 平らに置いた紙や斜めに立てかけた紙の上に、太目の筆にたっぷり含ませた絵の具をポタポタ落とすとか、容器に溶いた絵の具をじかに撒き散らすとか。紙が斜めなら絵の具は流れます。たまった絵の具を紙を動かしてあちこち流してやることも出来ます。適当なところで傾き方を変えることで、相当複雑な形も作れます。高いところから溶いた絵の具を落とせば四方に飛び散るでしょうし、刷毛や筆を振り回すことでまた変わった飛沫の形を得ることが出来ます。
 絵の具のたまりを口で吹いて広げると、面白い形が出来ます。もっともこれはやり過ぎないように気をつけないと、貧血を起こしてひっくり返ることになりかねませんからほどほどにしてください。
 

 水彩絵の具のほかに墨汁でもインキでもよいのですが、トロッと垂れるエナメルや油性ペイントなどではまた特徴のある表現が可能です。アクリル絵の具ではまた違った手の加えようがあり、後で述べることになるでしょう。私は水と油性のインキを一つの容器に入れておいてそれを一気に紙の上のぶちまけてみたことがあり、結構独特の形を得ることができました。和紙などの吸い込みの良い紙を使い、ぶちまけた後ですぐ水洗いする必要がありますが。
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テーマ:抽象絵画のすすめ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/08/07(月) 08:53:12|
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