市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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目に見えないものを描く5

 抽象表現の武器としてはまず色彩が大きな力を持っています。デッサンや写生の経験を積んでおられる方は、対象の持つ色彩(固有色)に縛られることに慣れてしまっていて「好きなように色を選んで自由に描きなさい」などといわれると困ってしまう人が多いようですが、ここは思い切って自由にやってみてください。
 と言っても簡単には、使いたい色も描きたい形も頭には浮かんで来ないかもしれません。色彩と言うものは使い慣れていないと、イメージとして思い浮かべにくいもののようです。明るいのか暗いのか、軽いのか重いのか、暖かいのか冷たいのかなどくらいのところまで、まぶたを閉じて想念のうちを探ってみるのも良いでしょう。
 ぼわっと淡く大きく塗ろうか、きちんと硬く塗ろうかカチャカチャした感じかくねくねした感じかなどと形についても考えてみてください。しかし頭の中だけではいくら考えても、本当に自分お気持ちに合った色や形はなかなかわからないものです。そこでやるべきことは実験です。

 それこそただなんとなくと言うことで、思いつく色や形を直感的に描き出してみることです。それを何枚か繰り返しているうちにはだんだんと、自分の選ぶべき色や形が決まってくるのです。やってみると最初思っていた色とは全く違った色が現れてきたりします。元気で明るい気分だと思っていたのになぜか暗い色が気分にマッチしているのに気付いたりします。
 絵の具の使い方もいろいろ工夫してみてください。紙の上に垂らしてみるとか、シミを作ってそれをしばらく眺めてみてイメージを誘い出すと言うようなことも試みてみてください。絵の具は筆で塗るものと言う観念にもとらわれることなく、いろいろ試みてみてください。垂らすとか散らすとかにじませるとか吹き散らすとか・・・そんな自由で新鮮な効果のでる画材の使い方については次に書きましょう。

File0231.jpg

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テーマ:抽象絵画のすすめ - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/08/05(土) 09:20:07|
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