市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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非日常

 平凡な日々、日常の繰り返しから抜け出す簡単な方法は、旅に出ることと思っている。
 7月の末に尾瀬に行った。もう何回目になるだろうかと言うことで、見慣れた風景のはずであるが、今回もたっぷり非日常の空気を呼吸できたと思う。
 大清水からの三平峠越えで長蔵小屋泊り。トシのせいでこれまでより峠へののぼりがきつく感じたが、やはり沼が見えてくるとなにかほっとするだけでなく非日常の世界に入り込んだと言う実感がある。期待した大江湿原のニッコウキスゲはシーズンのはずなのに花が少なかった。シカの食害だと言う人がいたが本当だろうか。翌日は当初予定していた燧岳登山がスケジュール的に無理があるのと、体力的にも?を感じたのでやめて、原まで歩いて竜宮からアヤメ平に登った。
 標高差は三平とほぼ同じくらいの約500mで結構きつい急登の連続であった。大汗かいてたどり着いたアヤメ平は、キンコウカと立山リンドウが一面に咲く湿原に涼風が吹きわたっていた。登り甲斐があった。
 8月に入って8日からは二泊三日のツアーに参加して、家内と二人で能登半島を回ってきた。クルマを持たない身にはツアーのバス旅はありがたい。要所要所を回ってくれてガイドさんの説明があっていつでも昼寝が出来るし、気楽で良い。いくつもの観光ポイントの内では、白米の千枚田と最後に寄った五箇山集落が強い印象だった。前者はその複雑な形の緩い斜面の稲田の緑が、快晴の海の青に見事に調和して美しかったし、後者は突然茅葺合合掌造りの集落が見えてきたときのタイムスリップ感覚。私の記憶にはこんな風景に出会った経験は無いはずなのに、激しい懐かしさに似た感覚が来て、これは何なのかなと不思議に思った。
 輪島の朝市も緑郷崎も軍艦島もそれぞれに面白かったが、バスの車窓から絶えず見ていた日本海の紺碧と数はだいぶ少なくなっていたようだが、まだ残っていた板張りに黒く光る珠洲瓦ぶきの素朴なつくりの民家群が非日常の記憶となって旅の印象を彩ってくれている。
 どちらの旅もスケッチはできなかったが好天に恵まれて街中では見れない濃い緑と青空が私の心に活力を与えてくれた。こららがどのように作品に生きて来るかはこれからである。
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テーマ:創造と表現 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2012/08/12(日) 09:34:50|
  2. 美術表現
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