市民のための美術入門3、抽象絵画のすすめ

描いてみたい人のための抽象絵画の考え方や描き方や入り方などについて、できるだけわかりやすい言葉で書いていきたい。姉妹編「1、油絵のすすめ」「2、デッサンのすすめ」とで「絵画とは何か」にも行き着きたい。

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関西

 大文字送り火見物に誘われて、久しぶりに京都と大阪に一泊づつしてきた。京都では祇園の花見小路と八坂神社と先斗町を、大阪では法善寺から心斎橋辺りを歩いてきた。晴れて暑い日であったがどこも人出で賑わっていた。どちらの町でも東京とは異なる色彩感覚を感じた。
 花見小路や先斗町では粋という感覚がどんな色彩なのかを考えさせられた。侘びやさびとだけではない、赤を主体とした思ったより派手な色彩の組合わせを見た。宗達や光琳を生んだ下地が今に生きているにちがいない。大阪の道頓堀界隈は活気に満ちていた。店ごとの派手な看板もさることながら、夏だから露出の多い女性たちの、服装の色彩が東京とは違う活気に満ちた雰囲気を作っていた。新宿や渋谷や六本木と思い浮かべてもかなわないなと感じ、実際、こちらに戻ってきて帰宅の途中、電車の中での色彩の乏しさに驚いたくらいだ。色彩が町を活気づけ、それがまた人々の気分を煽り立てているのだろう。
 私は東北で育った。色彩の更に乏しい街だった。しかし私は四国の生まれであったし父親のルーツは九州であったからか、原色を好み、それで作品を作った。東北の町では不評であった。
 日本は南北に長い島国であるから、南に行くほど色彩が鮮やかになるのではないかと思う。古来商業の盛んな大阪辺りでは広く南の国との交流もあったのだろう。そこから一段と活気に富む色彩感覚が生まれたのではないか。ときどき異なった地域で異なった色彩感覚に接することは、絵を描く者にとっては大変良いことに違いない。
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  1. 2011/08/21(日) 08:41:40|
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